チームを38年ぶりの日本一に導いた岡田監督が退任し、藤川球児監督にバトンが渡されました。
藤川投手(当時)が引退したのは2020年シーズンでしたので、まだまだ記憶に新しいと思います。
早速、甲子園の秋季練習~安芸キャンプで、岡田監督とは また違った手法や、選手への接し方で、精力的に動いている様子は、各メディアを通じて、皆さんご承知の通りだと思います。
ブログ主は、マイカーのナンバープレートに「22」を選ぶほどの、筋金入りのファンを自負していて、今回の帰還を心から喜んでいるうちの一人です。
藤川さんが監督を引き受けると聞いて、以前に購入した「火の玉ストレート」という、引退後間もない時期に出版された書籍を、改めて読み返してみました。
この書籍には、生い立ちから現役引退までの様々なエピソードが書かれて、ファンの記憶にあるあの唯一無二のピッチングとは別に、様々な挫折や、成功への道筋が、つまびらかになります。
特に、メジャーでの経験については、未だに あまりメディアでは語っていない部分も多く語られていると感じられました。
また、藤川さんといえば、岡田監督や矢野監督との関係性が、まず思い浮かぶと思いますが、「火の玉ストレート」が誕生したエピソードともいえる山口高志コーチとの関係性も描かれています。
個人的に言えば、本書籍は「回顧録」ではあるのですが、得に、若い頃のエピソードについては、その当時の自分を改めて客観的に観て、それを冷静に評価し、語っているような印象を受けました。
また、メジャーから独立リーグ(四国アイランドリーグ)へ移籍した藤川さんを、金本さんや矢野さんが、<それぞれの言葉>で、阪神タイガースへの復帰を後押ししたシーン(言葉)には、金本さんや矢野さんに対する「一人のファンとしてのイメージ」とも相まって、まるでその場に居たかのような、強い感動を覚えました。
特に、現役時代を知るファンの方は理解も深まると思いますので、是非、購読をお勧めします。
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