阪神タイガースファーム練習現地レポート① 250502

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こちらのサイトでは、SGLスタジアム尼崎のオープニングで特集記事を3月にリリースしましたが、こちらがとても多くの方にお読み頂けました。

筆者は、横浜在住で、週末の甲子園球場での一軍の試合にはよく出かけるのですが、今年は、親子ゲームが少なく、残念ながら、開幕カード以降のSGLスタジアムでの試合を観戦することができない状態です。

ただ、よく考えると、鳴尾浜からSGLに移ることによって、ファームの残留組の練習を観に行きやすい環境になったので、今後、不定期ですが訪問し、情報をお伝えしたいと思います。

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ビギナーのための用語解説

【親子ゲーム】
甲子園とSGL(以前は鳴尾浜)で、昼間にファーム、夜間に一軍の試合が行われることです。

鳴尾浜球場は、ナイター設備がないため、真夏でもデーゲームが組まれていたことで、熱心なファンは一日に2試合観ることができましたが、SGLスタジアムではナイトゲームが開催可能なため、特に週末の親子ゲームが減ります。

親子ゲームは、一軍の控え選手の貴重な調整の場でもあり、打席数確保のため、昼間ファームでスタメンで出場し、夜はナイトゲームで出場機会を伺う、といったことが可能でした。
また、一軍で万一怪我や体調不良が出た時に、すぐにファームから昇格対応できるといったメリットもあり、阪神タイガースだけでなく、他球団でも近隣球場で親子ゲームが組まれることがあります。

【ファーム残留組】
ファームが対外試合で遠征に出る時に、SGLに居残って練習しているメンバーのことを指します。

野手は、比較的、遠征に出払っている場合が多いのですが、最近では、育成登録選手の出場枠の問題(平田監督がインタビューで指摘していたあの件ですね)で、野手の居残り組みも居ます。

一方で、投手は、遠征に帯同しない選手の他に、リハビリ組・調整組が多く居る傾向があります。
あまり表立っては報道されないことも多い選手の状況を見るには、絶好のタイミングといえます。

    

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ファームの一日の始まり

朝9:00過ぎ頃にゼロカーボンBPの敷地内に入ると、既に熱心なファンが溜まっています。

以前の記事でも紹介しましたが、この歩道橋は、室内練習場から球場に入る際に選手が使うものです。

さすがに朝一番からサインを貰うことは難しいとは思うのですが、ここは、常に熱心なファンで賑わいます。(かなりの長時間いらっしゃる方も居そうです)

    

少し経つと、徐々に選手が通り、球場内に入り、やがて全体でアップ(準備運動)が始まります。

残念ながら、球場内の練習を観ることはできません。

この写真の中の皆さんのように、壁と柵の間のわずかな隙間から除くしかありません。

試しに覗くと・・・本当に僅かに見える程度ですね。

   

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サブグラウンドでの練習風景

一方で、センターバックスクリーンの裏手の練習場(通称:サブグラウンド)の周りには、ベンチがあり、早めに行くと座ってゆっくり観ることも可能です。

10:20頃、サブグラウンドに一部の投手達が入ってきました。

畠投手、髙橋投手、下村投手です。

サブグラウンドの一番端でダッシュを始めました。

速さでいうと、下村→髙橋→畠の順でした。(若い順ですね。。)

ダッシュの合間に、その付近に立っている高いタペストリーに向けて遊び(?)で垂直飛びを始めました。

先程の写真でいうと、下の赤で囲った部分です。

ここでも、下村投手の跳躍力が群を抜いていて、タペストリー上部のポールに届く勢いでした。

どうやら、下村投手は、相当身体能力が高い感じがします。

表情もとても明るいです。

一部報道では、ブルペンにも入っているとのことですが、本当に楽しみですね。

   

一方、10:40頃、多数の投手がサブグラウンドに出てきて、守備練習が始まりました。

多分、沖縄キャンプとここでしか見ることのできない光景だと思います。

守備練習の後は、皆さん室内練習場へ引き上げていきます。

   

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小川投手と髙橋投手のキャッチボール

当日、個人的に最も収穫だったのは、サブグラウンドの間近で、小川投手のキャッチボールが観られたことです。(というよりは、それが一番知りたかったポイントです)

最初は、スタッフの方と短い距離からスタートして、徐々に遠投モードへ入っていくのですが、途中から、スタッフさんの代わりに、髙橋投手が相手を買って出て、しばらく二人での遠投が実現しました。

小川投手は40~50球でしょうか。もちろん全力投球ではないですが、時折、強い球も交えて、投げていました。

一方の髙橋投手は、力感のないフォームから、地面と平行にスーッと、まさに糸を引くような球を投げていて、小川投手が何度も「うわ、エグッ」と言っていたのが印相的でした。

小川投手といえば、まだ矢野監督の時の、今のような「投手王国」とはいえないような頃に、中継ぎから先発に割って入って、まさにこれからという時の離脱でしたね。

いつも言うのですが、やはりチームのために一生懸命腕振って投げてくれた投手は、応援し続けたいです。

あのキャッチボールを無料で観れるのは、素晴らしいことでした。。

トミージョン手術から一軍登板までに要した歳月
才木投手:20年11月 → 22年7月
島本投手:20年11月 → 22年8月
髙橋投手:22年4月 → 24年8月
小川投手:23年9月 →
下村投手:24年4月 →

まだまだ、焦らず応援しましょう。

   

他にも、久々に見かけた選手もいました。(#48 茨木投手、#132マルチネス投手、何れも別メニュー)

茨木投手、昨年ウエスタンであれだけ投げていただけに、非常に気がかりです。

  

ブルペンの中は残念ながら観ることができないですが、選手の現在地を少しでも垣間見るためには、大事な空間だと思います。

(一軍のことについては、有象無象の記事が散乱していますが、ファームの情報は、なかなか伝わってきません)

いつ、誰を観られるかは保証できませんが、甲子園球場のナイトゲームの前に、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

    

このサイトは、現地至上主義で、切り抜きや主観記事は基本的に書かないのですが、今回は、気持ちが入ってしまいましたね(^^;

  

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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