甲子園球場の座席の種類・各座席からの見え方

甲子園の座席や場内でのお役立ち情報

この記事では、プロ野球公式戦の主な座席種類について球場の看板をみながらご紹介します。

球場マップ(座席の種類)


座席番号の詳細は、それぞれの項目の赤ボタンのリンク先より確認できます。

一方内野スタンドの様々な場所で撮影した写真を多数掲載しますので、是非、見比べながら、お楽しみ頂ければと思います。



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TOSHIBAプレミアムシート

バックネット裏の「特等席」です。

こちら、残念ながら年間席としてほぼ埋まっており、公式戦の一般購入は、通常はほぼ難しいと思われます。

下の赤ボタンのリンクから入って、バックネット付近の、段数が「A列、B列・・・」とアルファベット表記になっている席です。

こちらは、後方の席(グリーンシート・・後で説明します)ともつながっていますが、ここは検札に回っていますので、注意が必要です。

CSや日本シリーズの際は、年間席が一旦解除となりますが、年間席所有者のための先行予約もあり、そちらが優先されます。

比較的、取れる可能性のあるのは、オープン戦でしょうか。

TOSHIBAプレミアムシートの最前列の最も一塁寄りで、下の写真のような見え方です。
(中央に鳥谷さんの御姿がw)

TOSHIBAプレミアムシート最前列1塁寄り

取材がてら、オープン戦で一度座ってみましたが、このような感じです。(E段114番です)

◆見え方の一例、TOSHIBAプレミアムシート E段114列

TOUSHIBAプレミアムシートE段114番席

甲子園球場は、特に内野席の最前列がグランドの高さにとても近く、選手の目線に限りなく近いのですが、ご覧のように、傾斜が緩いため、前列の方の頭で観づらいことも頭に入れておく必要があります。

座席の形状ですが、こちらは、後ほど出てくる他の席と違い、ゴージャス(フカフカ)仕様となっています。

TOSHIBAプレミアムシート座席形状①
TOSHIBAプレミアムシート座席形状②

このシートが採用されている座席は、下の写真の赤枠内、黒く見えるところです。

甲子園球場バックネット裏 プレミアムシート

機会があれば、是非一度!

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グリーンプレミアムシート/グリーンシート

TOSHIBAプレミアムシートの後方全体を指します。「1段」から始まって最高で「35段」までです。

グリーンプレミアムシートは、座席の形状が、TOSHIBAプレミアムシートと同一で、グリーンシートは、アイビーシートやブリーズシートと同様の形状です。

グリーンプレミアムシートも、ほぼ年間席だと思われますが、CSや日本シリーズでクジ運が良ければ、座れる可能性もあると思います。

見え方をいくつかご紹介します。

◆見え方の一例、グリーンシート 1段1列(最前列1塁寄り)付近

グリーンシート 1段1列(最前列1塁寄り)付近

◆見え方の一例、グリーンシート 1段76列(中央)付近

グリーンシート 1段76列(中央)付近

なお、この付近の座席は、このような形状となっています。

甲子園球場 ネット裏 スコアラー席

見たままですが、文字通り関係者用の席のようですね。

「スコアラー席」と、クシャクシャの紙に手書きで「ビジター」と書いて、セロハンテープで止めているあたり、良い意味で雑な感じで、なかなか面白いですね!

以下、続きです。

◆見え方の一例、グリーンシート 1段100列(最前列3塁寄り)付近

グリーンシート 1段100列(最前列3塁寄り)付近

少し、上に上がってみましょう。(このあたりから、角度が付き始めます)

◆見え方の一例、グリーンシート 10段1列(1塁寄り)付近

グリーンシート 10段1列(1塁寄り)付近

◆見え方の一例、グリーンシート 10段57列付近

グリーンプレミアムシート 10段57列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 10段95列(中央)付近

グリーンプレミアムシート 10段95列(中央)付近

グリーンシートの後方は、「グリーンシート上段」とも呼ばれ、こちらは一般販売でも十分購入可能な席となります。

こちらも、アイビー・ブリーズ席と同様の席形状になります。

◆見え方の一例、グリーンシート 21段1列付近

グリーンシート 21段1列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 21段41列付近

グリーンシート 21段41列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 21段90列付近

グリーンシート 21段90列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 35段(最上段)1列付近

グリーンシート 35段(最上段)1列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 35段(最上段)41列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 35段(最上段)41列付近

◆見え方の一例、グリーンシート 33段(最上段)91列付近

グリーンシート 33段(最上段)91列付近

支柱が視界に入る場合があります

屋根を支える柱が数本あります。
グラウンドの主要部が見えないようなエリアは販売されていませんが、席によっては柱が視界に入ることはあります。(アイビーシート・ブリーズシートも同様です)

甲子園球場 屋根下の柱
甲子園球場アイビーシート見え方の一例、37段105列目、一部柱が視界に入ります

天候についての注意点

基本的に、「グリーンシート上段」と呼ばれるエリアは、銀傘(屋根)の下なので、雨の心配は少ないですが、最上段の方は、後方に隙間があるため、そこから吹き込む場合もあります。

先ほどの写真でいうと、赤枠の部分が、開放されているため、ここから風雨が吹き込みます。

赤枠部分から、風雨が吹き込みます

屋根の下の為、日照りの心配はないですが、逆に、春先(特に日没後)、風の強さによってはかなり冷え込みますので要注意です。

体感の個人差はあると思いますが、最上段付近で凍えた経験がありますw

「TOSHIBAプレミアムシート」の上部は屋根が有りませんし、グリーンシートも特に3塁側の下段の方は、雨が入る可能性があります。(甲子園は、基本的に右から左の風が吹くため)

従い、屋根の下の席だからと言って、油断は禁物です。

いかがでしょうか、だいたいイメージは湧きましたでしょうか。。

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SMBCシート

ここから、いわゆる「内野席」の前の方の席となり、TOSHIBAプレミアムシートやグリーンシートとの往来はできなくなっています。

こちらは、残念ながら年間予約でほぼ埋まっており、ファンクラブで若干数販売になる程度です。

座席表は、こちらから。(座席表の下の方がSMBCシートです)

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臨場感を楽しむなら、SMBCシート・アイビー/ブリーズシート


SMBCシートや、アイビー・ブリーズシートの前の方の席は、グラウンドレベル(グラウンドの高さ)に近く、何といっても選手との距離・臨場感を味わえます。

1塁側は、ベンチに近いため、選手を間近に観られるケースも多く、巨大な望遠レンズ付きのカメラを持った女子もよく見かけます。

3塁側は、逆にホームベンチの中が、若干遠目ですが、よく見えます。

また、3塁側の隠れた魅力として、ベースランニングの臨場感を堪能できます。
例えば、タイムリーヒットで2塁から植田・熊谷・島田選手あたりが本塁突入するために3塁ベースを駆け抜ける様子は、とてもこの世の出来事とは思えないような迫力です!

2024.6.21 植田海選手のベースランニング(サヨナラホームイン)ブリーズシート25段目付近より

この一部始終は、テレビ中継では観られませんし、まさに球場で観る醍醐味です。

一方、低さから、試合の全体像(例えば、打球の方向・角度等)が追いづらく、また、「TOSHIBAプレミアムシート」の項目でもご説明しましたが、勾配の緩さから、前の座席の方の頭で観づらい可能性もあります。(例えば男性の後ろに女性が座るケース)

この写真は、比較的お客さんが少ない時に撮影しましたので、内野スタンドの傾斜がわかりやすいかと思います。

内野スタンドの勾配

最初なだらかで、後ろに進むにつれ、急勾配になります。

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ファールボールにご注意!

また、ファールボールがかなりの速度で飛んで来ますので、ご注意下さい。

2024年シーズンよりネットが嵩上げされ、2023年までのようなライナー性の当たりが直撃することは減ると思われますが、それでも、気を付けるに越したことはないです。

甲子園球場 防球ネットが嵩上げされました。

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アイビー(1塁側)シート・ブリーズ(3塁側)シート

こちらも、年間予約席は多いですが、一般発売もされています。

座席表は、こちらから。(座席表の上の方のシートです)

いずれも、グラウンド寄りにSMBCシートが13~15段程度有り、その後方に位置します。

SMBCシートから、アイビー/ブリーズシートの下段(1~11段目付近)にかけては、比較的なだらかな勾配になっていて、SMBCよりはグラウンドからは離れるもののグラウンドレベルに近い臨場感が味わえます

その後方は、通路を挟み、40段目まであります。
前方よりは勾配が急になってくる一方で、前の席の方の頭で見づらいというデメリットが少なくなっていきます。
高く打ちあがったファールボールは、かなりの高さの座席まで飛んできます

横方向(「列」)は、1~110(最大)まであります。
そのため、列数によっても、かなり見え方が変わってきます。(後程、写真で詳しくご紹介します)

座席は、写真のように、背もたれ&簡易テーブル(カップホルダ)付です。
アルプスと外野には、これが有りません。(ベンチになります)

甲子園球場アイビー/ブリーズシートの座席(簡易テーブル、背もたれ付き)

見え方の例(アイビーシート)・・ブリーズシートはこの逆とお考え下さい。

・12段100列付近

甲子園球場アイビーシート12段100列付近

・12段50列付近

甲子園球場アイビーシート12段50列付近

・12段1列付近

甲子園球場アイビーシート12段1列付近

・24段100列付近

甲子園球場アイビーシート24段100列付近

・24段50列付近

甲子園球場アイビーシート24段50列付近

・24段1列付近

甲子園球場アイビーシート24段1列付近

各4000名以上収容しますので、同じ「アイビー(ブリーズ)」という席種でも、位置によりかなり見え方が異なります。
ご参考になれば嬉しいです♪

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アルプス席(1塁側/3塁側)

高校野球の応援団でお馴染みの席です。

座席表は、こちらから。(座席表の上の方のシートです)


「シート」ではなく「席」との呼称となっていますが、まず、席の形状が異なります。

甲子園球場アルプス席の形状

ご覧のように、まず、背もたれや簡易テーブルがありません

その代わり、荷物を置くスペースが設けられており、他の内野席と比べて、隣の席との間隔が広くなっています。

(2024年の7/30~8/1の3日間のみ、甲子園球場100周年記念の「超満員プロジェクト」として、幅が狭い内容なりました。通常約42,600程の収容人数が、この時は約47,000となりました。)


また、荷物を足元に置かなくて済むため、足元に余裕ができ、買い出しやトイレへ行く際の移動も、しやすくなる場合があります。

価格は、比較的安価に設定されているため、家族揃って観るのに適しており、ファミリー用の席も用意されています。(写真の黄色の席)

見え方の例(アルプス席)

・28段136列付近(最もホーム寄り)
 ※アイビー(ブリーズ)シートとの境界の柵で観づらくなる場合があります

甲子園球場アルプス席28段136列付近

・28段80列付近

甲子園球場アルプス席28段80列付近

・43段80列付近

甲子園球場アルプス席43段80列付近

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外野席

言うまでもなく、一体となった応援を楽しむ席ですね♪

お値段も比較的手ごろで、根強い人気がある席です。

アルプス席との違いは、荷物を置くスペースがないことです。
このため、隣の方との間隔は狭くなります。

ただ、恥ずかしながら、外野席には座ったことがないので、写真もありません(^^;
いつか行って撮影してきたいと思います!

当ブログでは、ビジター球場の情報も取り扱っておりますので、もしよろしければ、ご覧くださいね。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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