この記事では、京セラドーム大阪の座席の種類・見え方のご紹介のほか、アクセスや周辺情報、場内でのお役立ち情報をお届けします。
1塁側からの視点になりますが、席種や見え方については、3塁側の皆さんにも参考になると思いますので、良ければ、ご覧いただければと思います。
アクセス
ご覧の通り、3路線に挟まれた好立地にあります。
①阪神なんば線 ドーム前駅
三宮・尼崎方面はもちろん、難波を経て奈良方面からも来られる、広域をカバーする路線で、球場からも最も近いです。(地下駅です)
②大阪メトロ 長堀鶴見緑地線 ドーム前千代崎駅
心斎橋駅から3駅/約4分となります。御堂筋線乗換であれば、梅田から約16分、新大阪から約23分と、繁華街や新幹線からのアクセスにも便利です。
この①と②の両駅は、地下でつながっています。
③JR大阪環状線 大正駅
大阪梅田から約12分、新大阪から約20分で、メトロより短時間で、新幹線乗り換えの場合は、運賃がかからないメリットがありますが、球場までは、しっかり10分以上歩きます。
飲食物の持ち込みについて
球場前(駅前)にはイオンモールがあります。
但し、甲子園前のコロワや、バンテリンドーム前のイオンのようなフードコートがなく、購入した食品をその場で食べる小さなスペースがある程度です。
また、そもそも、京セラドームは、飲食の持ち込み規制が厳しいです。
750ml未満のペットボトルが解禁された程度で、例えば弁当の持ち込みは禁止されています。
間違ってイオンモールで購入して入らないようにしましょう。
また、場内の電子決済は、下記に限定されます。
PayPayが不可なのは、なんとなくわかるのですが、交通系ICが使えません。
電子決済で購入したい場合は、注意が必要です。
場内の構造、入場経路
先程のイオンモールの前から入場ゲートへは、写真のエスカレーターを使って、まず2階へ上がります。
正面に「東口」が見えてきます。
(3駅とも、こちらの「東口」に向かうのが基本だと思います。)
ただ、この中はグッズ&ショッピングゾーンになっていますので、ここから直接入場はできず、一旦外に出る形となります。
また、覚えておく必要があるのは、こちらは「2階」だという事です。
従い、グッズショップに用のない方は、この入り口から入らず、左右の階段から1塁側(右手)/3塁側(左手)に分かれて進むことになります。
各ゲートは、さらに階段を上がって「3階」となります。
頭ではわかっていても、たまに、錯覚に陥りそうになります。
場内に入ると、他の球場と同様のイメージでお考え頂いていいのですが、東京ドームの内野やバンテリンドームのように2層構造になっています。(下の図の薄緑色の部分です。)
これを、こちらでは「下段席」「上段席」と呼びます。
1階席/2階席とは呼びません。
何故なら、先程ご紹介したように、ゲートを入った時点で、既に3階になっているからです。
一方、上段席は、建物の構造としては「5階」の扱いになっています。
従い、上段席へは、入場手続き後、3階から5階へ階段で上がることになります。
まずまずの段数がありますので、頑張って登りましょう。
ご年配の方には、少ないですがエレベーターもあります。
席種と座席番号
京セラドーム大阪では、イベントによって、席種の呼び方が異なります。
座席に番号がふられているのですが、例えば野球の場合、オリックス戦と阪神戦では、席種が異なるわけです。
【阪神タイガース主催試合の席種図と価格(2024年)】
【オリックスバッファローズ主催試合の席種図】
座席番号詳細は、こちらのPDFで拡大してご覧いただけます。
https://www.kyoceradome-osaka.jp/seat/pdf/seat2015.pdf
上記の席種図は、両球団ともあくまで「概要図」で、座席番号との明確な紐づけ資料がありまりません。
従い、この後ご紹介する「各座席からの見え方」のご紹介の中に記載する「席種の呼称」は、あくまで参考としてお考え下さい。
(撮影した地点と座席番号は、合わせています)
ご購入済みのチケットの座席番号を基に、どのような位置かを知るには、下記のリンク先が便利です。
これからチケットをご購入される場合は、この後ご紹介する座席番号を参考に、各球団のチケットサイトで座席指定して頂ければと思います。
(発売直後など、座席指定ができない場合もあります)
各座席の番号の表記
こちらの項目では、座席番号に基づき、見え方をご紹介していきます。
内野席は、基本的にはホームベース寄りから数字の若い順に番号が付けられていますが、
例外として、
・ネット裏席は、グラウンドに向かって右から左へ若い順に
・1塁側/3塁側は、前後方向に3つあるエリアのうち、前方のエリアは、列がアルファベット表記
となっています。
各座席からの見え方の例
下段席
まず、一般的にいう、「ネット裏」からの見え方の例です。
中央A4列 1番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:ロイヤルシート
オリックス主催試合は、名称の表記が無いため、恐らく年間シートで完売しているのではないかと思われます。
ご覧のようなフカフカな仕様となっています。
中央C13列 41番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:ネット裏指定席
オリックス主催試合での呼称:ネット裏特別指定席
こちらは、最前列エリアほどではないですが、背もたれが高い座席仕様になっています。
中央A16列 1番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:ネット裏指定席
オリックス主催試合での呼称:ネット裏特別指定席
1塁側17列 112番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルAシート
オリックス主催試合での呼称:ネット裏特別指定席
こちらは樹脂製の座席ですが、背もたれが少し高めです。
1塁側28列 104番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルAシート
オリックス主催試合での呼称:ビュー指定席
次に、グラウンドに近いエリアに降りていきます。
グラウンド寄りのエリアでは、「P列」が通路沿いの最後方の列です。
これは全てのエリアが同一ですが、ブロック別に前後の広さが異なるため、場所によっては、A列で始まらない席もあります。
1塁側P列 102番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルAシート
オリックス主催試合での呼称:ライブ指定席
1塁側P列 169番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルBシート
オリックス主催試合での呼称:ライブ指定席
1塁側B列(最前列) 169番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルBシート
オリックス主催試合での呼称:ライブ指定席
1塁側P列 249番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルBシート
オリックス主催試合での呼称:ダイナミック指定席
1塁側P列 349番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:スペシャルBシート
オリックス主催試合での呼称:バリュー指定席
「スペシャル」とはいえ、この付近は少しホームからは遠くなります。
次に、グラウンドから2本目の通路付近の見え方となります。
1塁側17列 172番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:特別指定席
オリックス主催試合での呼称:A指定席
1塁側17列 292番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:内野指定席
オリックス主催試合での呼称:A指定席
1塁側17列 381番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:内野指定席
オリックス主催試合での呼称:B指定席
最後に、下段席のうち最上段に近い付近からの見え方です。
1塁側28列 195番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:特別指定席
オリックス主催試合での呼称:A指定席
1塁側29列 314番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:内野指定席
オリックス主催試合での呼称:A指定席
1塁側27列 431番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:内野指定席
オリックス主催試合での呼称:B指定席
上段席
下段席とは違い、単純にホームベースから両サイド方向へ番号の若い順にふられています。
列は最大14列までで、ちょうど中間に通路が一本あるのみです。
従い、6列目と7列目の間からの見え方をご紹介します。
上段1塁側 62番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:パノラマシート
オリックス主催試合での呼称:上段中央指定席
上段1塁側 142番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:上段内野指定席
オリックス主催試合での呼称:上段中央指定席
上段1塁側 222番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:上段内野指定席
オリックス主催試合での呼称:上段C指定席
上段1塁側 302番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:上段内野指定席
オリックス主催試合での呼称:上段C指定席
上段1塁側 422番付近からの見え方
阪神主催試合での呼称:上段内野指定席
オリックス主催試合での呼称:上段C指定席
外野席は、通り抜けできず、今回は断念しました。
最後に
試合終了後は、ゴミの分別が呼びかけられています。
スタッフの方が、多数分別されていますが、一方で、お構いなしの信じられない光景も目にします。
最低限のマナーとして、協力しましょう。
当ブログでは、セントラルリーグの各球場についても、特集記事を掲載しています。
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